【ゾンビ映画】マギー
この映画は、アーノルド・シュワルツェネッガーがターミネーターよろしくゾンビを駆逐する映画ではない。
「ウイルスに感染した人がゾンビになるまでの間」に焦点をあてた映画である。
娘がウイルスに感染してしまったアーノルド・シュワルツェネッガーは、徐々にゾンビ化していく娘を家に匿う。変わり果てた姿になる隣人や友人。
この映画の見どころは、アーノルド・シュワルツェネッガーが最終的に娘をどうするのか、ということである。いつゾンビになるやら、という娘に、恐ろしくなって逃げだす義母。そりゃそうだ。
おふざけもお色気も無い。ただただ、確実に迫りくる死を前に、父娘の悲哀を描いた物語。
感動ものかというと、そうでもない。いつゾンビ化するものかとハラハラするので、一応ホラー映画なんだろう。