【自然科学本】『ひとの目、驚異の進化』
- 作者: マークチャンギージー,Mark Changizi,柴田裕之
- 出版社/メーカー: インターシフト
- 発売日: 2012/10/20
- メディア: 単行本
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本書について
著者は、人間には4つの超能力があると主張する。すなわち、感情を読む力、透視する力、未来予知、霊読である。
以下、一部内容を紹介する。
テレパシー
感情をよむとは、人の肌を見て、真っ赤になっているので怒っている、とわかったり、紫色なので具合が悪いといった健康状態までわかる能力のことを言っているのである。
さらに著者は、人の肌、色覚などについて言及する。
透視
なぜ、目は横ではなく前についているのか。参考画像がキモい。
もしあなたがリスに変えられ、ジャングルに飛ばされたなら、あなたはきっと、チンパンジーに延々と追いかけ回され、食べられてしまうだろう。そう、チンパンジーにも我々にも、透視能力が備わっているのである!
未来予知
飛んでくるボールをキャッチできるでしょう?それは未来予知ができるからだ!
錯視画像いっぱい。
感想
所々面白いけれども、すこし難しい本であった。
【洋画】『メイズ 大脱走』 背景と感想
- 発売日: 2018/04/04
- メディア: Prime Video
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実際に起こった出来事をもとにしている。
IRAの政治犯たちは、欧州一の監獄へと送られた。そこで断食による待遇改善を訴え、10人が餓死。主人公は仲間のためにも、脱獄を決意する。
背景
感想
看守と囚人たちの人間模様が面白い。看守が次第に囚人を信用していくなか、囚人は脱獄を着々と準備していく。しかし、そんな囚人にも、問題が発生する。それは、息子の存在である。息子には、自分と同じように組織につくのではなく、まともな人生を送ってほしいと願っている。
脱獄はむしろ淡々と行われ、そこにいる人々の葛藤や悩みがメインという感じ。
主人公の、「俺たちはいずれ過去になる」というセリフが、この映画を端的にあらわしているのではないか。
この映画を見終わったとき、彼らのやったことは果たして意味があったのか、と考えてしまう。
【洋画】エネミー・ライン
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Prime Video
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時代背景はボスニア紛争。とある米軍パイロットは訓練ばかりの日々にうんざりして、退職を決めていたが、直後の偵察任務で、謎の武装勢力を発見、写真を撮ることに成功するが、撃墜されてしまう。
同乗していた仲間は処刑され、パイロットは無線で助けを求めるが、走って逃げろと言われてしまう。
迫る追手。様々な思惑によりワチャワチャする米軍。
2000年初頭の映画の雰囲気を感じつつ、主人公補正により、爆風もどこ吹く風、弾丸も何する物ぞ、という具合だ。
地雷を踏んで見捨てられる奴がちょっと可愛そうであった。