Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【邦画】『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』

 

 ジョーカーとハーレーとペンギンは、鷹の爪団の兵器を手に入れるため日本へ行くので、スーパーマンワンダーウーマンをはじめとするジャスティス・リーグは後を追うが、時すでにお寿司だった。

 ジャスティス・リーグは文字通り本気を出してジョーカーたちを圧倒するが、低予算映画なので、あっという間に資金が底をついてしまい、スーパーマンたちはスーパーデフォルメされてしまう。

 パロディ、アイロニーメタフィクション、何でもあり。しかしカオスではない。笑える、楽しい映画。

夢は儚いのか?世代交代がテーマの『カーズ クロスロード』を考察

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 常勝無敗のマックィーンの前に、新車が立ちはだかり、あっという間に抜き去ってしまうので、マックィーンは焦りのあまりスリップ、大クラッシュしてしまう。
 迫りくる世代交代の波に、マックィーンは抗おうとするが、現実は非情であった。

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【読書】『「自白」はつくられる 冤罪事件に出会った心理学者』

 無実の人が、罪を認めて犯行を自供するのは、一体どういうことなのか。
 
 取調官は、冤罪を作ろうとしているのではない。ただ確信しているのだ。「容疑者」が「犯人」であると。

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