【映画】スターウォーズ ローグワン
【小説】ゴールデンボーイ スティーブン・キング
- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,浅倉久志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/03/30
- メディア: 文庫
- 購入: 8人 クリック: 174回
- この商品を含むブログ (73件) を見る
スティーブン・キングの小説で、2篇収録。
両方映画化されているが、一つ目はショーシャンクの空に、という映画で、小説では「刑務所のリタ・ヘイワース」という題。
無実の罪で投獄された銀行家の青年は、数々の受難(主にレイプ)がありつつも、その知恵と忍耐を駆使して、状況を変えていくのだが、それは刑務所で伝説となり、ある一人の男、この物語の語り手との友情も育んでいく。
最後は、映画と同じように清々しい読後感。
一方で、「ゴールデンボーイ」。アメリカのそこそこ裕福で、性格は明るく、成績優秀、スポーツもできる少年は、実は密かにナチスに異常な興味を持っていて、町で偶然見かけた老人がナチスの将校だと気付く。
少年は老人を「ゆすり」、当時の話を聞き出そうとする。そうしているうちに二人は引き返せないところまで堕ちてゆくのである。
二人のパワーバランスの変遷が面白い。中盤からはドギツイ話になり、結末は暗い。
【映画】アサシンクリード
- 発売日: 2017/06/07
- メディア: Amazonビデオ
- この商品を含むブログを見る
大人気アクションゲームを映画化したもの。
テンプル騎士団とアサシン教団は長年争っていて、それは現代まで続いているので、遠い先祖が最強アサシンの主人公は現代のテンプル騎士団ことアブスターゴ社に誘拐され、遺伝子を解析されてしまうのである。
その目的は、例のアサシンが手に入れたエデンの果実というよく分からない代物である。
ゲームでは、現代編とアサシン編があり、現代編はとにかく退屈だった。この映画は、現代編の割合が多い。同じように退屈である。
ゲームをプレイしたことのない人は完全においてけぼりである。プレイしている人でさえ、はたしてどうか。
アニムスをあんな感じに変更するなら、もういっそのことストーリー自体を簡素なものにすればよかったのでは。