Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【映画】The BFG

6/10

 孤児院に住む少女ソフィーは、夜更かししていたのだが、ふと窓から外を見ると7m級の巨人がいたのでベッドに隠れたが、巨人に連れ去られてしまう。そのまま未知の孤島にまで連れて行かれ、しかし意外とこの巨人が優しいのでとりあえず巨人をBFGと呼ぶ事にする。
 しかしBFGは巨人の国ではチビで、他の巨人は人間を食べるというのだが、ソフィーはBFGの仕事についていくことにする。その仕事とは「夢の素」を捕まえて人間に見せることらしく、夜な夜な町に現れては子供に素敵な夢を見せているらしい。しかし他の巨人たちは夜な夜な町に現れては子供をさらって食っているらしい。
 ということでソフィーは女王にかけあって巨人を捕獲させるのである。ヘリを見ると思ったより現代だった。しかし、結構な数の子供を食ったらしいのに島流しで済ませて良いのだろうか。駆逐した方がいいのではなかろうかと思った。
 とにかく、主演の少女が可愛らしいので良しとしよう。

【映画】ピートと秘密の友達

6.5/10

 幼いピート少年は、一人森の奥で取り残されてしまい、狼に取り囲まれてしまうが、Dragonに救われる。そして数年後、すっかりターザンライクな少年へと成長していて、Dragonはワンコの様な素振りを見せ、しかし森に開拓の手が迫ると、少年は救出され、Dragonは完全なる擬態能力を遺憾なく発揮するが発見されてしまう。
 それから案の定Dragonは人間に襲われ、捕獲され、怒り狂って火を吐き、自分で自分の後始末をして、ハッピーエンド。
 いわゆる男の娘な少年が良かったし、女優のブライス・ダラス・ハワードも良かった。

【映画】トゥルー・ストーリー

5/10

 実話らしい。
 ニューヨークタイムズのとある敏腕記者は締め切りに追われ、正義感に燃えすぎたために、記事を捏造してしまいクビになる。そんな彼を誰も信用しないので就職できない中、一家4人を殺した容疑者が彼の名を騙ったことがわかり、彼はその容疑者に取材を行う。
 容疑者はその記者のファンで、取材を受けるかわりに文章指導を頼む。記者は、どうやら自分が容疑者と似ている部分があるような気がして、のめり込んでいく。
 容疑者は無罪を訴えるが、描いている絵があまりに病的なのでこちらとしても疑わざるをえないのだが、やはり容疑者は無罪を訴える。
 いったいどんな真相が隠れているかと思ったら真相もクソもなかったので記者と同じようにトイレで叫びたい気持ちになったのである。
 この映画の唯一の見所は容疑者ことジェームズフランコだと思う。