【洋画】『メイズ 大脱走』 背景と感想
- 発売日: 2018/04/04
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実際に起こった出来事をもとにしている。
IRAの政治犯たちは、欧州一の監獄へと送られた。そこで断食による待遇改善を訴え、10人が餓死。主人公は仲間のためにも、脱獄を決意する。
背景
感想
看守と囚人たちの人間模様が面白い。看守が次第に囚人を信用していくなか、囚人は脱獄を着々と準備していく。しかし、そんな囚人にも、問題が発生する。それは、息子の存在である。息子には、自分と同じように組織につくのではなく、まともな人生を送ってほしいと願っている。
脱獄はむしろ淡々と行われ、そこにいる人々の葛藤や悩みがメインという感じ。
主人公の、「俺たちはいずれ過去になる」というセリフが、この映画を端的にあらわしているのではないか。
この映画を見終わったとき、彼らのやったことは果たして意味があったのか、と考えてしまう。