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Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただの読書メモ。

【小説】ヘイロー ザ・ファール・オブ・リーチ

ヘイロー(1) ザ・フォール・オブ・リーチ

ヘイロー(1) ザ・フォール・オブ・リーチ

  • 作者: エリック・ナイランド,ガブリエル・ガルザ,富永和子
  • 出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント
  • 発売日: 2012/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 5人 クリック: 19回
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 ヘイローの小説シリーズ和訳第一弾。超戦士スパルタンⅡの誕生と後のマスターチーフであるジョンの成長,コヴナントとの熾烈な戦い,そして惑星リーチ陥落を描く。

 

 元々スパルタンⅡ計画が発足したのは,反乱軍に対抗するためらしく,そのためにハルゼイ博士は6歳前後の優秀な少年少女を拉致して地獄の特訓を行い,ついには非人道的な手術や薬物投与が行われ,非人間的な強さを発揮するようになる。手術に失敗したり,薬物に適合できなかった子供たちは悲惨である。無事に生き残れた子供たちがスパルタンとなれるのだ。

 ジョンの物語と同時に,キース艦長の話も並行して進んでいく。キースは秘密を守れる男であり,そこを見込まれてハルゼイ博士に指名を受ける。しかもキースはかなり優秀で,コヴナント艦相手に互角に立ちまわるのですぐ昇進し,戦艦オータムの艦長になってしまうのである。

 成長したジョン117はと言うと,もう大暴れ,チームを指揮して1000体のグラントを木っ端微塵にし,何者かの陰謀で味方のODSTに素手で喧嘩を売られると,相手が同情してしまうぐらいこてんぱんに叩きのめしたりする。それから複数のODSTに復讐といわんばかりに襲い掛かられるのだが,やはり全滅させてしまう。そしてなぜか味方の戦闘機にミサイルを発射されると,ジョンはコルタナと協力して手でミサイルを跳ね返すのである。

 そしてオータムでキース,コルタナ,ジョン,スパルタンが集結すると,コヴナントに,ある作戦を仕掛けようとする。

 

 ヘイローが好きなら間違い無く楽しく読めるのではないだろうか。まあストーリー自体はHalopediaもあるし,大体分かっていたがそれでも面白かった。

 訳については,特に誤訳などはなかった。ただ,少し違和感がある表現がひとつあった。あとは,1をプレイした人なら周知のキース艦長だが,「キーズ」になっていたのがちょっと違和感。

 それと後半,ゲームのリーチとは展開が異なる。スパルタンⅢは全く出てこないし,そもそもコルタナが最初からオータムにいる。その矛盾は少し残念だった。

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