『マンションは日本人を幸せにするか』
- 作者: 榊淳司
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/04/14
- メディア: 新書
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本書について
住宅ジャーナリストである著者が、日本におけるマンションの歴史、業界、そしてマンションのあり方を語る。
以下、一部内容を紹介する。
理事長になれば何でもできる
結論から言えば、理事長になれば何でもできる。それが今の区分所有法だ。悪意を持った理事長が現れれば、分譲マンションの管理組合はたちまち私物化される。
著者は、いくつかの事例を紹介している。そのうち一つは、何億もの金が失われたという。
なぜそうなるのかといえば、結局のところ、住民が無関心だからだ。
感想
全体的にネガティブな話題が多いのだけれども、とても参考になった。