Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【洋画】エイリアン:コヴェナント

 エイリアン誕生物語その2。


 植民予定惑星へと向かう、2000人を乗せた人類の宇宙船、コヴェナント号だが、急に衝撃波に襲われ、数名の乗組員が死亡、その中には艦長も含まれていた。
 お通夜ムードのなか、一行は謎の信号を受信、それはアメリカの名曲カントリーロードだったが、その発信地は予定の惑星より遥かに近く、そして人間が居住可能で、今まで未発見の惑星であった。

 新たな艦長はその惑星へ向かうことを決意。

 探査隊は惑星に降り立ち、発信源を調査。そこにあったのは、前作でも登場した人間の創造主の宇宙船であった。謎の信号の正体とは、コントロールルームで歌を口ずさむショウ博士のホログラムだったのである。

 ここで、体調に異変をきたし、先に調査艇へ帰還した男性が尋常ではない状態になり、二人の女性が介抱していたが、そのうち一人が、見ているとイライラしてくるほどのフルパニックモードになり、もう一人の女性ごと男を隔離してしまい、男の背中からエイリアンが誕生してシッチャカメッチャカなことになるのである。

 一方、宇宙船を調査していた本隊は、どうやら大変なことになっているらしいので調査艇へ帰還するが、仲間がまたもや尋常ではない状態になり、エイリアンを放出。生まれたてなのに圧倒的なパワー。

 そこへ謎の人物が現れ調査隊を救出。謎の人物はチームを壊滅した都市へ導く。その人物は、前作で首だけになり、ショウ博士と共に宇宙船で脱出したアンドロイド、デヴィッドだった。そして、前作でのデヴィッドの行動の謎が分かるのである。

 ・エイリアン誕生物語とは、アンドロイドが創造主となる物語だったようである。

 ・それにしてもショウ博士が可哀想すぎる。前作であんな思いをして生き延びたというのに。

 ・エイリアンやプレデターシリーズにありがちな性的シーンが無いなあと思っていたら最後にあった。シャワーシーンが。