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【洋画】ベン・ハー 終わりなき伝説

ベン・ハー 終わりなき伝説 [DVD]

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 紀元58年、ローマ帝国支配下の片田舎にローマ兵士たちが現れ、女性にチョッカイを出し始めるので、地元の青年は単身立ち向かうが、タコ殴りにされてしまう。

 そこに屈強な男が現れ、杖でローマ兵士たちを打ち倒してしまう。青年はその男に弟子入りを志願するが断られたので、酒場で仲間たちとツルンでいると、なにやらローマの将校が女を連れ去る計画を話しているので、青年は再びあの男に助けを求める。

 今度は傭兵として雇おうとするが、屈強な男ベン・ハーは断るので、仕方なく青年は数人の仲間たちとローマ兵士に抗うことにするものの、うまくいかずにモゴモゴしているとベン・ハーが助けに来るのである。

 とりあえずローマ兵を追い返した愉快な仲間たちは、ベン・ハーに訓練を頼み、ベン・ハーもこれを承知する。

 一方ローマの執政官は、ローマ兵士の弱さに辟易して、傭兵を雇うことにする。現れたのが、ぽっちゃり女戦士、痩せ気味投げナイフ女、匈奴の釣り目女弓兵、口が聞けないという設定の斧ジジイ、ムチを自在に操る戦士、そしてそれらをまとめるリーダーという、恐ろしすぎる戦士たちだった。

 敵の傭兵たちが村にやってくると、ベン・ハーは単身迎え撃ち、善戦するものの数の暴力によりベン・ハーは負傷してしまい、そこへ生半可な訓練を終えた青年たちが現れ、弓を放つと執政官の胸に直撃。

 しかし結局のところ、ベン・ハーは捕らえられ、傭兵たちに連れて行かれるけれども、青年たちが助けだして、傭兵を分散させて各個撃破していく。
 そうすると、死んだ執政官の次の執政官がベン・ハーの義理の父の孫にあたる男だとわかり、ベン・ハーは罪が免除されてめでたし、めでたし。

 なんだか物足りない映画だった。傭兵たちが思ったより弱かったからだろうか。斧ジジイはいったいなんだったのか。

 ベン・ハー側にいるムチムチ女の子が何気に良い。活躍が見たかったけどなあ。

 女戦士が多かったのが珍しかった。

 あれ、そういえば匈奴の女弓兵ってどうなったんだっけ…?