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【小説】アサシンクリード 預言

7/10

アサシン クリード 預言 (ヴィレッジブックス)

アサシン クリード 預言 (ヴィレッジブックス)

  • 作者: オリヴァー・ボーデン,阿部清美
  • 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
  • 発売日: 2011/12/20
  • メディア: 文庫
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 15世紀、ルネサンスイタリアのフィレンツェに貴族の次男坊として生まれたエツィオ・アウディトーレは、喧嘩したり、恋人を作ったり、兄と屋根の上を走って競争したりしていたが、急に父と兄と弟は連れて行かれてしまって、それは陰謀だったので、エツィオは暗器を手にして暗殺者の道を歩むことになるが、実は父はアサシン教団に所属していて、テンプル騎士団と長年争っていたらしいので、暗殺リストに従ってエツィオは次々とテンプル騎士団員を粛清していくのだが、やがてテンプル騎士団がある秘宝を狙っていることがわかり、それはとんでもない力を持っているのである。

 レオナルド・ダ・ヴィンチが親友になったり、ほかにも当時のイタリアを舞台に実在した人物が登場する、フィクションとリアルが入り混じった作品。