Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【映画】バタリオン ロシア婦人決死隊vsドイツ軍

4/10

 第一次世界大戦中の1917年、ドイツ軍の毒ガス攻撃やらでロシアの兵士らは戦意喪失していたので、プロパガンダのため女性部隊が結成されることになる。
 マリア・ボチカリョーワは成り上がりの女性軍人で、女性たちを丸坊主にして訓練し、部隊を率いることになる。
 いざ第一線へ行ってみると、男の兵士達は戦いを拒否していて、仕方なく女性部隊は自分らだけでドイツ軍を撃退するがやがて窮地に追い込まれる。ロシア軍の士官(男)は男達に呼び掛けても無視されるので泣いてしまう。

  • マリア・ボチカリョーワは実在した人物。夫のDVで苦しめられていたものの、軍に入って成り上がった。後の内戦で処刑される。
  • 女性の非力さや弱さが描写される。
  • 戦争といえばレイプが付き物だがそういったシーンはない。
  • 最後はあれだけやる気がなかった男衆がみんな助けにやってくる。つまるところこの映画自体がプロパガンダなのだろうか。