Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

オペレーション・ダークネス

オペレーション・ダークネス

オペレーション・ダークネス

 時代は第2世界大戦時、イギリス軍の特殊部隊の暗躍を描く。主人公エドワードは、幼馴染で親友のジュードと共に、新兵としてイギリス軍に入隊するが、いきなりエドは瀕死の重傷を負う。そこに、どこからともなく上官、ジェイムスとその連れキースが登場すると、手際良く自分の血をエドに輸血する。そうすると、エドは驚異の回復力を発揮し、数日で復活するが、その日を境に自らの力に変化が生じ始めているのに気づく。実はジェイムスとキースは特殊部隊のメンバーで、なんやかんやでエドとジュードは入隊することになり、しばらくすると敵に吸血鬼やゾンビが現れ、ジェイムスが狼男になると、ヒロインがファイアボールを放ちはじめ、エドはうんざりするのである。
 
 グラフィックは箱丸なのに大したことはないが、戦略性はあって、ややシビア、しかしテンポが良いとは言えない。仲間は一部を除いて、死ぬとそのままフェードアウトするらしいので緊張感がある。また、戦車の砲撃がかなりこわいのである。
 いろいろな武器がある。刀、ショットガン、スナイパー、マシンガン、ロケットなど、それに加え魔法を使える。
 ひとつ気になるのは、アイテムの補充だ。まとめて買うことができない。特に必要なのはロケットの弾と回復アイテムで、特に回復アイテムを、1ミッション終わるごとに延々と買わなければならないのは地味に面倒。
 実際の写真、映像を使って、史実にそりながらのストーリーで、全体的にはタイトル通りダークな雰囲気。ずっとシリアスという感じ。ゲームプレイはとりたてて面白くはない。つまらなくはないのだけど、最後までやる気にはならなかった。