Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【XBOX360】Halo 3

Halo 3(通常版)

Halo 3(通常版)

 

 前作ラスト,テレンス・フッド海軍提督とマスターチーフによる謎の問答,「君はそこでなにをしているのかね?」「ケリを……つけてきました」は日本でちょっとした論争が巻き起こったものの,満を持して発売された3。いきなりチーフが隕石よろしく空から降ってくる所から始まる。アービターが味方になっていて,「たやすいことではない」という名言が生まれ,幾度も顕れるコルタナにうんざりしつつ,ゴリラに苛つき,グラントちゃんに萌えながらも蹴散らしていくと,シリーズで最も凶悪なフラッドステージに辿り着く。それを超えるとラストステージで,エンディングはフッド提督とアービターの会話であるが,アービターの「たやすいことではない」という脈絡もへったくれもない,またもや謎のやりとりでフェードアウトしてゆく。チーフの方のエンディングは切なさもありし良かったので気が抜けたのである。

 

 2からはヘイローの真骨頂はオンラインになったが,3もやはりオンラインが面白かった。だが,スキルレベルが上がり易すぎたかもしれない。発売当時は初心者が多かったからか,そこまで強くない僕が最高の50まで到達してしまった。おかげで外人から「YOU実は弱いんじゃん」と罵られる日々が続いたのである。しかしハチャメチャに面白いのもまた事実なのである。

 

 ゲーム性だけで言えば2も十分面白かったけど,武器,アーマーの脱装着,新アイテム,フォージを加えた3は完成形として,最も面白いヘイローだ。