Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

ハリウッド映画的かけあいが楽しいSFアクションゲーム バイナリードメイン

BINARY DOMAIN(バイナリー ドメイン) - PS3

BINARY DOMAIN(バイナリー ドメイン) - PS3

 

ストーリー

なぜか鎖国状態の未来の日本が出てくる。ロボット大国になっているのだけれども,調子に乗って人間に限りなく近いロボットを作ってしまったみたい。そのためアメリカから刺客として,主人公(山寺宏一)と小太りの黒人さん他特殊部隊が日本に潜入する。――この二人はハリウッド映画から出てきたような掛け合いをして,ムービーはまるで映画を見ているような気分になるようなならないような――でも日本に入ると,そこは完全武装したロボットや巨大ロボットが百鬼夜行する世界だった。

シングルプレイ

個人的に良かったのはほとんど仲間と一緒に行動できること。そのシーンによって複数いる仲間のうち,一緒に行動する人を選ぶことができる。仲間に命令することができる。これはマイクが無くても可能。命令はおおまかに言うと,突撃や援護しろなど。突撃以外は命令を実行しているのかいないのか判然としない印象(音声で「わかった」とは言う)。「どこそこにカバーしろ」があったら面白かったと思う。やりこみ要素はあまりない。仲間の好感度やその時連れている仲間によってムービーが変わるけどそれだけ。あとはおまけ程度に,高難易度がハードクリア時に出てくるぐらい。

マルチプレイ

端的に言うと面白くない。マップが少ないし,戦闘がつまらない。人は大勢ではないもののいて,辛うじてプレイは出来る。唯一面白そうなのは協力プレイで,敵の波状攻撃を倒し続ける耐久プレイか。しかし一回するのに数時間かかるらしいのでやっていない。

総評

最終的に,このゲームで楽しめたのはストーリー。シングルを一周したらだいたいお腹いっぱいになりますね。オンラインはおまけみたいなものかしら。