Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【洋画】『ゴッド・オブ・ウォー』ペストと神を巡る、人々の醜悪な行い

 舞台は黒死病が蔓延する中世ヨーロッパ。

 修道院に、荒くれのような騎士団が現れ、辺境の村へ行きたいので道案内を求めた。

 若き修道士は、前から外へ行きたかったし、ガールフレンドもその村の近くにいるので、志願した。

 しかし、実は騎士団には真の目的があった。

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【読書】『ウイルス・プラネット』

ウイルス・プラネット (ポピュラーサイエンス)

ウイルス・プラネット (ポピュラーサイエンス)

 あらゆる場所に存在し、角砂糖一粒の表面に並べると、文字を書けるくらい小さいウイルス。

 本書では、古来より現在まで、人と密接に関わってきた12のウイルスを紹介する。

 風邪の犯人であるライノウイルス、我らが(?)インフルエンザウイルス、細菌を殺すので医療にも利用されたバクテリオファージ、ウイルスの常識を覆したミミウイルスなど。

 

『マンションは日本人を幸せにするか』

マンションは日本人を幸せにするか (集英社新書)

マンションは日本人を幸せにするか (集英社新書)

本書について

 住宅ジャーナリストである著者が、日本におけるマンションの歴史、業界、そしてマンションのあり方を語る。

 以下、一部内容を紹介する。

理事長になれば何でもできる

結論から言えば、理事長になれば何でもできる。それが今の区分所有法だ。悪意を持った理事長が現れれば、分譲マンションの管理組合はたちまち私物化される。

 著者は、いくつかの事例を紹介している。そのうち一つは、何億もの金が失われたという。

 なぜそうなるのかといえば、結局のところ、住民が無関心だからだ。

感想

 全体的にネガティブな話題が多いのだけれども、とても参考になった。