『パージ:大統領令』グロと微エロが織りなす緊張のハーモニー
ストーリー ネタバレ中尉
アメリカにおいて、「パージ」が制定されてうん十年。パージとは、12時間だけあらゆる法が無効化される制度のことで、それは1年に1回やってくるのである。
そう、殺人ですら許されるのである。その目的は、貧乏人を減らすこと。そして、パージ教というカルト教団化していて、大統領が教祖みたいなものである。
パージを廃止するために立ち上がった女性議員は、大統領選挙に出馬。彼女自身も、パージの日におそろしい目にあった。
政府は、彼女を消すためにパージを予定より早く敢行。女性議員は票を気にしてあえて自宅待機する。警備を厳重にするものの、裏切り者が出るので、さあ大変かと思いきや、1人のスーパーボディーガードに連れ出されて家を脱出。
外は阿鼻叫喚、人の形をした魔物が跳梁跋扈する、まさに無法地帯と化していた。
そのころ、町でほそぼそとお店を経営するボブとその子分は、イカれた半裸女子高生の群れに襲われていた。
その時、この店の常連で昔ヤンチャしてた頃はリトル・デスと呼ばれたが今は真面目になりパージの日には人助けをしている女が、イカれた女子高生の群れを強襲し、皆殺しにする。
その店には、実はボブと子分の他に議員とSPがいて、みんな合流して秘密基地に行くことになる。
秘密基地はパージ反対派が運営していて、議員たちはそこに避難するが、反対派の計画を知ってしまう。
感想
- マイケル・ベイプロデュースらしい。パージはこれで三作目と。この作品が初見だ。
- なかなかグロい。冒頭からいきなりグロい。エロ要素はあまりない。半裸の女子高生が出てくるくらい。
- なかなか、最初から最後まで緊張感のある作品だった。
- 町中死体だらけで、どうするんだと思いきや、「衛生サービス〜死体〜死体は〜ありませんか〜」と言ってトラックで死体を回収していくのに妙に納得した。
- 「パージの日に黒人に忍び寄るんじゃねえよ」というセリフ。
- 終盤、メガネが外れた議員が可愛い!というメガネあるある。