Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【小説】聖なる怠け者の冒険

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫)

 京都の町にうごめく正義の味方、ぽんぽこ仮面。そしてゴロゴロするのが好きな怠け者の主人公。彼はなぜかぽんぽこ仮面の後継ぎに指名されるが、のらりくらりとかわしていると、ぽんぽこ仮面はいきなり謎の集団に追いかけ回されることになり、主人公は安心してゴロゴロし始める。

 この作品ももれなく森見ワールド全開である。なんだかほかの作品でもこんな感じだったなと、若干デジャヴを感じるが、それは森見氏の計算らしい。

 タヌキに関する描写が秀逸で、タヌキが愛らしく思え、微笑ましい。

 作品全体を貫くゆる〜い空気感がまた良い。

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