Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただの読書メモ。

『国家の品格』

国家の品格 (新潮新書)

国家の品格 (新潮新書)

 日本は国家の品格を無くしてしまったらしい。
 原因は、近代に欧米の価値観が入ってきたためか。

 論理や合理は重要だが、それだけではだめだという。
 論理的に正しいことと、善悪は別なのである。
 さらに、「大事なこと」は論理では説明できない。

 論理や合理に必要なもの。それは情緒や形。
 情緒や形とは、自然に対する繊細な感受性だという。

 そこで著者が言うのは「武士道精神」の復活。
 むかしは、大事なことは論理で説明していなかった。

 なぜ人をイジメてはいけないのか?

 「ならぬものはならぬ」のである。
 卑怯を憎む心を育てなければならない。
 
 結局のところ、「国家の品格」とは何なのか?
 著者は4つの指標があるとする。

 一つは独立不羈。独立国家であること。
 二つめは高い道徳。
 三つ目は美しい田園。
 四つ目は天才の輩出。

 著者は、この世界を救うのは日本人しかいない!とし、失われつつある国家の品格を取り戻し、保たなければならない、と言う。

 若干、日本礼賛&懐古なのかなと思ったが、面白かった。
 ナショナリズム愛国主義)ではなく、パトリオティズム(祖国愛)なのである。

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