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Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただの読書メモ。

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日

洋画

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 [DVD]

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 [DVD]

 これは、インド人の青年パイがトラと227日のあいだ漂流するものがたりである。映画はおっさんのパイが、ネタに困って訪ねてきた小説家に、自らの壮大な冒険を語る形式で進んでいく。少年パイはある日、父が経営する動物園のトラに鉄柵越しに肉をやろうとし、トラの瞳に心を感じるけれども、すんでのところで父に止められる。父はもう二度とそんなことを考えないよう、パイの目の前で生きた鹿を食べさせようとするのである。トラウマを負ってしまったパイは青年になり、家族はカナダに移民することを決めると、日本の大型船に動物たちと共に乗り込む、そうすると、船は沈没。パイ以外の人間は脱出できず、一部の動物と共に脱出ボートで大海を漂うことになるのであった。

 序盤の十数分は、宗教の話が出てきて、おっさんπはヒンドゥー教・仏教・キリスト教を同時信仰しているとか、少年πがキリスト教にハマるきっかけとか、この映画を見ることにすこし不安を感じはじめるが、トラが出てくるところから様相が変わり始め、船が沈没していくシーンからは面白く見れた。リアルな虎との戦い、コミュニケーション、サバイバル、そして美麗な映像を経ると、大量のミーアキャットが気持ち悪いくらいにでてくるのであるが、それでもやっぱり可愛いことを思い知らされ、πは生還するのである。

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