Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただのメモ。

【RPG】エンド・オブ・エタニティ

End of Eternity Platinum Collection

End of Eternity Platinum Collection

 十五歳で学校の同級生たちと少女を虐殺した青年と,二十歳で高層ビルから身を投げて一命を取り留めた深窓の令嬢風という,なんともネガティブな二人と,金に目がない助平おじさんの3人が主人公である。超未来で荒廃した大地にある巨大タワーの様なところで,仕事をしたりして生計を立てている。そうやっているとなにやら陰謀が動き始めるのである。
 
 攻撃するたびに格好良い射撃シーンが流れ,と同時に着せ替えた服を眺めたり,令嬢のスカートがまくれ上がるのを凝視したりするのである。
 
 歯ごたえのある難易度で,それは良いのだけど,後半になってくると最初はカッコ良かった射撃シーンも飽きてくる。しかも雑魚戦でもキメてくるので,もはや「大げさだわ!」と叫びたくなってくる。つまり戦闘が冗長し,さらに,レベルが上がり易いというわけではないので,レベル上げをするのが苦痛になった。

 銃奏RPGということで,武器は銃が中心だが,ハンドガンとサブマシンガンしか登場しない。銃をカスタマイズ出来るが,グラフィックに何も変化がないというのは,個人的には不満であった。それならば銃の種類を増やした方が良かったのではないか。
 最終的にプレイするのが辛くなったけども,スタイリッシュなところは好ましい。