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Brilliant Grunt

各種作品の感想、批評。或いは、ただの読書メモ。

旧箱(XBOX)の超名作、キングダムアンダーファイア

キングダムアンダーファイア ~ザ・クルセイダーズ~

キングダムアンダーファイア ~ザ・クルセイダーズ~

 キングダムアンダーファイア: ザ・クルセイダーズ(以下KUF)は、2005年に韓国のゲーム会社が発売したソフトである。


 「えっ?韓国のゲームソフト?おいおい勘弁してくよ」

 と思った人はちょっと待ってほしい。


 この作品は紛れもない良作で、完成度は高く、ぜひともオススメしたい作品なのである。

 以下、KUFの魅力を紹介していこう。

特徴

ゲームプレイ

ゲーム内では3つのパートがある。

  • 複数の部隊を指揮し、敵と戦う戦略パート。
  • 主人公の部隊が敵部隊と接触するとそのままシームレスにアクションパートへ移行する。
  • 稼いだ経験値と資金を自分の部隊強化に費やすRPGパート。

 基本的なゲームプレイは上記のとおり。

 ただしこのゲーム、難易度がわりと高めなのである。戦略とアクション、どちらをおろそかにしてもクリアできないし、経験値と資金の割り振りを間違えると難易度はぐっとあがる。

 しかし、コツを掴めばクリアはできる。つまりこの作品、バランスが絶妙なのである。

世界観

 世界観はダークファンタジーで、ゲーム展開やストーリーもシリアスな傾向が強い。コミカルなシーンといえば、日本のアニメのそれとは違い、洋画のノリである。

豪華声優陣

 声優陣がとっても豪華。大塚明夫氏、子安武人氏、朴ロ美さんをはじめとする有名所が出演している。

キャラクター

 大塚明夫氏演じるジェラルドは人間の戦士で、オークをとても憎んでいる。時に激しく敵を罵ることもあり、こんな大塚明夫はなかなか見られないのではないか。

 子安武人氏はクールなヴァンパイアを演じる。彼は主である最強の男レグナイアに心酔しており、彼自身の本来の職務も放棄してしまうほどである。

 朴ロ美さんはダークエルフのルクレシアを演じる。基本的に口が悪い。

難易度

 本作では、最終的に4人のキャラクターを選択することになる。初めは二人のキャラクターのストーリーを体験することになる。それぞれ初級と中級である。その二人をクリアしてから、残り二人のキャラクター、上級をプレイできるのだ。

評価点

  • ストーリーはよく出来ている。初級編と中級編で謎を散りばめ、上級編で回収し、新たな展開でプレイヤーを楽しませてくれる。謎もある程度残しプレイヤーに妄想の余地を与え、次回作への布石としている。
  • 戦闘時、魔法の爽快感。隕石を落としてみたり、雷を落としてみたり。その際の自動カメラワークもナイス。
  • 自然が戦闘に関わる。例えば弓兵なら、太陽が目の前にあると命中率が下がり、森にいる敵に対しては攻撃力が落ちるなど。

問題点

  • 上級編は二人のキャラクターを選ぶことになるのだが、二人の最終面はほぼおなじである。多少の変化は欲しかった。
  • イベントシーンでキャラがアップされ、喋っているのだが、どうみてもガムを噛んでいるようにしか見えない。
  • アクションパートは少々地味か。無双というほどの爽快感は無い。
  • やり込み要素は皆無。クリアするとエンドロール、そのままタイトルへ。特定の面を再プレイということもできない。

総評

 難易度は高め、物語はダークでシリアスだがそのゲーム性はとてもおもしろい。一見「どうやってクリアするんだ!?」という面も工夫次第であっけないほど簡単にクリアできたりする。

 従来、リアルタイムストラテジーとは見下ろし型で、神の視点で戦いを見守ったが、本作では非常に近い視点であり、さらにプレイヤーが実際にキャラを操作して無双のように敵を倒していく。

 RTSの面白い要素を抽出して、さらに「こんなことができたら面白い」を盛り込んだ、贅沢なソフトであると思う。

 ゲームプレイは一直線で、やり込み要素は特に無いが、時間を経てもまたやりたいと思わせてくれるゲームである。

アサシンクリード3

 

 

 舞台は18世紀アメリカ、独立戦争時代。アサシン教団を見限り、テンプル騎士団の一員となっていたアサシン、ヘイザムはすごいリンゴを手に入れるため、アメリカ大陸に渡る。そこでネイティブアメリカンの女性との間に、一人の子供をもうける。その子、コナーこそが主人公である。コナーが少年の時、例のごとく、テンプル騎士団に恨みを抱くような事案が発生し、コナーはテンプル騎士団や父と戦いながら、戦争に巻き込まれていくのである。その中で、主要な指導者らを暗殺していく。

 
 やっぱり建物に登って、屋根から屋根へと飛び移っていくのは楽しい。ただ、特定の大きな木に登りづらいのもあるが、広大な箱庭でのコレクション集めがややだるい。同時並行で進めていかないと、筆者みたいにクリア後大量に残った羽などを集める作業をしなくてはいけなくなる。
 個人的に、弟子システムは好きである。街中でよく使っている。フロンティアでも呼べたら最高だった。
 
 フルシンクロを達成、つまり指示された目標を完全達成でのミッションクリアが地味にムズい。失敗すると長い道のりをまた最初からになったりする。
 
 現代編はもう正直どうでも良い。
 
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実写版進撃の巨人前・後編

 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN  DVD 通常版

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN DVD 通常版

 ストーリー(ネタバレ)
 舞台は完全に日本、それもキラキラネームが当たり前になっている未来の日本であろう。アルミンやジャンなんて名前の日本人がいるのだから、リヴァイがいても良いと思うのだが、まあ逆に登場しなくてよかった面もあるかもしれない。漫画版のイメージが損なわれないという意味で。
 巨人が人を食うシーンはどうなるかと思ったが、もうそのままである。つまり、がっつり人を食している。見事なまでの食いっぷりである。
 最終的にエレンも食われる。前編終了。
 後編は、不発弾で壁の穴を塞ごうとし、巨人になったエレンと超大型巨人が決戦。そこに例の隊長が巨人になって現れてなぜかエレンを助けて終わり。結局隊長は何がやりたかったのか、わけわかめなまま終わる。

 ストーリーは非常に退屈。眠たくなる。
 面白いのは特撮シーンのみだ。特に漫画を読んでいると余計に眠たくなるだろう。
 サシャの桜庭みなみが良かった。巨人に負けず劣らずの食い意地の張りっぷりである。全体的にストーリー部分は退屈だが、彼女の登場シーンはマシである。かわいい。
 ハンジの石原さとみも良かったと思う。巨人兵器オタクっぷりがよく強調されて、ただ漫画版での知性がなくなりただのクレイジーになってる感はある。かわいい。
 そしてグラドル水崎あやなの謎のセクシーシーンあり。
 あとは、草なぎ剛がエレンの父親で登場するが、ただのマッドサイエンティストでワロタ。そして即行退場。

火花 又吉

 火花

火花

 語り手である主人公は若手の芸人。ある先輩と出会い、彼の生活は大きく変わる。純粋で強烈なお笑いの才能を持つ先輩と付き合うなかで、彼の心境は変わっていく。
 
 書かれている字体が難しいという声を何度か耳にしたが、ちょっと本を読む習慣があるなら簡単だろう。なんせ筆者でも読めたのだから。
 ちなみに、会話文がだいぶ多いがほとんど関西弁である。

 やりとりのなかで繰り広げられるボケは、寒くなく、面白く読めた。
 展開も良い。次々に読みたくなっていく。

 恐ろしいほどお笑いを追求していく先輩の成れの果てを、ぜひとも見届けてほしい。
 もしや暗いエンドかと思ったら、そうでもなくて良かった。
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マディソン郡の橋

 マディソン郡の橋 (文春文庫)

マディソン郡の橋 (文春文庫)


 片田舎での暮らしと夫に愛想を尽かした妻が、ふらっとやってきたカメラマンに恋をし、関係を持ってしまうが、夫と子供への責任のため、結局一緒になることはない、という、昨今はやりのゲスな浮気や不倫とは異なり、比較的きれいな類の浮気恋愛小説ではないかと思われるのだが、文体が特徴的で、まるでノンフィクションかと思わせ、筆者はこういう恋愛小説は別段好まないのだが、引き込まれてしまう。ベッキーに読ませてやりたいと思ったのは、筆者だけではなかろう。まあ、関係をもった時点てゲスといえばそれまでである。
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